2023/07/22 17:46

*この記事はNortherns Golfの宣伝・広告等、商用利用を目的としません。

主にゴルフを始めたばかりの方や、最近ヘッドカバーにも興味が出てきた方に、もっとヘッドカバーのことを知って欲しくて、(多分)世界で初めてヘッドカバーをスタイルごとに分類してみました。
少しでも興味がありましたら、読んでいただけると嬉しいです!

近年のトレンドになっているのが袋型のスタイルです。
まずは、テーラーメイドの主力シリーズについて、発売年とドライバー用純正カバーのスタイルを以下にまとめてみました。
(記憶が定かでなかったり、シリーズ内でもモデルが分かれていたりして、不正確な情報もあるかもしれません)

2005 R5 立体型リブあり
2007 R7 立体型リブあり
2009 R9 立体型リブあり
2011 R11 立体型リブあり
2012 RBZ 立体型リブあり
2013 SLDR 立体型リブあり
2014 R15 袋型 リブなし
2015 初代M1 袋型 リブなし
2016 初代M2 袋型 リブなし
2017 M1, M2 袋型 リブなし
2018 M3, M4 袋型 リブなし
2019 M5, M6 側面付き袋型
2020 SIM 側面付き袋型
2021 SIM2 側面付き袋型
2022 STELTH 上面付き袋型
2023 STELTH2 側面付き袋型

2014年以降、袋型のスタイルを継続して採用していることが一目瞭然です。
実は、最近ヘッドカバーのOEMメーカーの方と話す機会がありました。
そのメーカーは、大手ゴルフブランドのほとんどと取引があるとのことでした。
テーラーメイドのみならず、業界として袋型のスタイルがトレンドになっているようです。

5.「袋型 リブなし」
前面と背面の2つのパーツを縫い合わせたものです。クラブが抜け落ちないように背面にはゴムを縫い付けてあります。


6.「袋型 リブあり」
5にシャフト保護用のリブを付けたものです。イエローロブスターのようにデザインとしてリブを縫い付けてあるものもあります。


7.「上面付き袋型」
前面、背面、上面の3面で構成されるものです。樽型と袋型の中間のようなスタイルです。


8.「側面付き袋型」
前面、背面、側面の3面で構成されるものです。立体型と袋型の中間のようなスタイルです。


袋型の特徴の一つに、メッセージ性のあるデザインを表現しやすい点があります。
平らな面が大きいので、刺繍した文字や画を前面に出して見せることができるためです。
そのため、ブランドロゴやモデル名が大きく書かれた純正品はもちろん、手の込んだデザインの限定キットなどでもよく採用されるスタイルです。